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【株式会社ARSOM 内田 直規】「情熱と夢」で全国を豊かに。行動の先で見つけた、本当の自分と繋がる生き方。

2026/09/17

Profile

内田 直規

株式会社ARSOM 代表取締役

横浜市鶴見区出身。幼少期から野球に打ち込み、プロ野球選手を夢見る。社会人野球まで進むも、挫折を機に引退。その後、夜の街での接客業を経て、様々な企業で一貫して営業職としてキャリアを積む。その後独立を決意し、妻の力強い後押しを受けて株式会社ARSOMを設立。「情熱」と「夢」を理念に掲げ、戦略コンサルティングと地方創生事業を展開している。
幼い頃からプロ野球選手を夢見て、白球を追い続けた少年時代。社会人野球で味わった才能の壁、そして夜の街や厳しい環境の営業会社で揉まれながら培ってきた「人たらし」の魅力。沢山の寄り道と挫折を経験しながらも、常に「人とのご縁」に導かれて歩みを進めてきた内田氏。しかし、持ち前の行動力で人生を切り拓いてきた彼に、ある日「全く動けなくなる」ほどの大きな壁が立ちはだかる。これまでの波乱万丈な歩みと、自身の価値観を根底から覆した逆境、そして日本全国、さらには世界を見据えた熱いビジョンについて伺った。

己の空っぽさに気づいた日。行動の先で見失った「本当の自分」

──逆境経験について教えてください。

私はこれまで、良くも悪くも「勝ちも負けもない」平穏な道を、周りの空気を読みながら生きてきました。幼い頃から厳格な両親の元で育ち、揉め事を避けるためにキャプテンの座を譲るなど、自分を押し殺して周囲に合わせることが癖になっていたのだと思います。

そんな私の価値観が根底から覆されたのは、今から6年ほど前、ある自己啓発セミナーに参加した時のことです。それまでの私は、「経験とは行動して掴み取るものだ」と信じて疑いませんでした。とりあえず動いて、目の前の壁を突破していけば道は開ける。そう思って、夜の街での仕事や過酷な営業職など、様々な環境に飛び込んではがむしゃらに行動し続けてきたのです。

しかし、そのセミナーで「一度立ち止まって、あなたは本当は何がしたいのか考えてください」と問われた時、私は絶句しました。行動(Do)ばかりを優先し、「考える」ことを避けてきたツケが回ってきた瞬間でした。周囲の目を気にしながら生きてきた結果、自分の内面は子供のコップほどしかなく、少しの水が溜まっただけで満足していたことに気づかされたのです。自分の本当の意志が見当たらず、目の前が真っ白になり、これまでのように「行動で突破する」ことすらできなくなってしまいました。それが私にとって、人生で最も苦しく、もがいた逆境の時期でした。

原点回帰。祖父の背中と「人の笑顔」が教えてくれた使命

──逆境から得た教訓や学びについてお聞かせください。

身動きが取れなくなった私は、過去の自分を一つひとつ断ち切り、「自分は本当はどうしたいのか」を徹底的に自問自答しました。そのプロセスは非常に苦しく、時間のかかるものでしたが、深く掘り下げていくうちに、ある純粋な想いに辿り着いたのです。

それは、「人の笑っている顔が好き」「人のために何かをするのが好き」という、ごくシンプルな感情でした。思い返せば、新横浜で農業を営んでいた大好きな祖父が、畑を閉園せざるを得なくなった時のあの寂しそうな背中が、私の心にずっと残っていました。古き良き昭和の商店街がシャッター街になっていく寂しさも同じです。そこには、人が集い、笑い合い、繋がりの中で育まれる温かい風景がありました。

私は、ただ売上を上げるためだけに行動するのではなく、「関わるすべての人に笑顔と感動が溢れ、幸せな世界を創り出していきたい」のだと確信しました。行動する前には必ず立ち止まり、自分自身の心と向き合うこと。そして、周りの空気に流されるのではなく、自分の内なる声に耳を傾けることの重要性を学びました。この経験がなければ、人を笑顔にするという今の私の確固たるビジョンやミッションは生まれていなかったと断言できます。

情熱と夢を胸に。日本全国の魅力を世界一の美食の街へ

──会社の強みや魅力について、教えてください。

株式会社ARSOMという社名は、ラテン語の「アルドル(情熱)」と「ソムニウム(夢)」を掛け合わせた造語です。私たちはその名の通り、「情熱と夢」を胸に、企業の課題解決を伴走型で支援する「戦略コンサルティング」と、地域活性化を目指す「地方創生」の二本柱で事業を展開しています。

特に地方創生においては、日本の豊かな食文化や伝統を守り、活性化させたいという強い思いがあります。現在構想しているのは、47都道府県それぞれの名産品や工芸品を取り上げるピッチコンテストを開催することです。全国の素晴らしい生産者や職人の方々にスポットライトを当て、彼らの情熱を日本中に届けていくプラットフォームを作りたいと考えています。

そして、私の最終的な夢は、スペインのサン・セバスティアンという世界一の美食の街に、日本の文化を届けることです。星付きレストランが軒を連ね、人々が心から食と交流を楽しむあの街に、日本の素晴らしい食材や文化を融合させたい。日本全国を豊かにし、その魅力を世界最高峰の舞台へと繋いでいく。それがARSOMの描く未来の設計図です。

 

自分を愛し、信じ抜くこと。それが道を拓く一番の武器になる

──若者へのメッセージをお願いします。

若い皆さんに伝えたいのは、「自分を信じ、自分を愛してあげてほしい」ということです。生きていれば、失敗して落ち込んだり、「自分なんてどうせ……」とマイナスな感情に苛まれたりすることもあるでしょう。しかし、あなたの人生において、年齢とともに一番長く向き合い、付き合っていくのは、他の誰でもないあなた自身です。自分が自分の可能性を信じてあげられなければ、何も成し遂げることはできません。

また、社会に出ると色々な壁にぶつかりますが、「考える前に行動する」勇気も忘れないでください。そして、行動する際には「常に誰かから見られている」という意識を持つこと。私自身、これまでのキャリアはすべて「人とのご縁」に導かれたものでした。人に興味を持ち、相手を思いやり、素直な言葉で本音を伝える。そうやって裏表なく人と接していれば、必ず誰かがあなたの魅力に気づき、手を差し伸べてくれます。

自分を正しく評価し、自信を持って一歩を踏み出してください。あなたの中にある情熱を信じ続ければ、必ず素晴らしいご縁と未来が待っているはずです。

株式会社ARSOM

設立 2025年10月
資本金 非公開
売上高 非公開
従業員数 非公開
事業内容 戦略コンサルティング、地方創生事業
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