高校受験の失敗を通じて身についた、切り替えて行動する力
──逆境経験について教えてください。
私の人生において、大きな挫折や失敗と呼べる経験はほとんどありません。しかし、唯一挙げるとすれば、高校受験の失敗がそれに当たるかもしれません。当時、同じ高校を目指していた友人たちは全員合格したのですが、私だけが不合格という結果になってしまいました。
自分一人の問題であれば「次、頑張ろう」で済むのですが、この時は親に金銭的な負担をかけてしまうという事実が重くのしかかりました。公立ではなく私立の高校に進学することになり、申し訳ない気持ちでいっぱいになったことを覚えています。
ただ、そのネガティブな感情に浸っていたのは本当に一瞬でした。自分が情けないと感じた次の瞬間には、「この失敗をどうすれば取り返せるか?」という思考に切り替わっていました。失敗を失敗のままで終わらせるのではなく、次なる挑戦へのスタート地点と捉える。この思考の切り替えの速さが、昔からの私の特徴なのだと思います。

失敗は「リセットボタン」。ゲーム感覚で磨かれた“次の一手”を考える力
──逆境から得た教訓や学びについてお聞かせください。
高校受験の失敗から学んだのは、失敗を「通過点」と捉え、即座に次の一手を考えることの重要性です。不合格が分かった瞬間、私の中では二つの明確な目標が立ちました。一つは「大学受験で、本来行くはずだった高校の生徒たちと同じレベル、あるいはそれ以上の大学に入ること」。もう一つは「親に負担をかけた分、大学受験では塾に通わず独学で合格すること」でした。
この「トライ&エラー」を繰り返す思考法は、幼少期の体験にルーツがあると感じています。私は昔からカードゲームやスポーツなど、勝ち負けがはっきりつく遊びが大好きでした。どうすれば勝てるのか、負けた原因は何だったのかを常に考え、ルールを作り、戦略を練る。そのプロセス自体が楽しくて仕方がなかったのです。
負けず嫌いな性格も手伝って、負けた悔しさを表に出すのではなく、冷静に敗因を分析し、次の勝利のために静かに牙を研ぐ。こうした「ゲームを攻略していく感覚」が、自然と私の思考の癖として染み付いていきました。受験の失敗も、私にとってはクリアすべき新しいゲームが始まったに過ぎなかったのです。
リスクを背負うのがプロの証。完全成果報酬で挑むテレアポ業界の革新
──会社の強みや魅力について、教えてください。
弊社、株式会社Dairiは、完全成果報酬型のテレアポ代行事業を展開しています。このビジネスモデルの最大の強みは、お客様のリスクを徹底的に排除している点にあります。通常、営業代行を依頼すると月額の固定費が発生しますが、弊社ではアポイントが獲得できなければ費用は一切いただきません。
この形にこだわるのは、「プロを名乗る以上、成果で応えるのが当然だ」という強い信念があるからです。前職で未経験の学生を育成する経験もしましたが、お客様からすれば、担当者のスキルにばらつきがあるのは不安要素です。だからこそ弊社では、経験豊富なプロフェッショナルのみでチームを構成し、サービスの品質を担保しています。
現在の課題は、弊社の認知度をさらに高めていくことです。より多くのお客様に私たちのサービスを知っていただき、ご相談が絶えない状況を作ることで、私たちが最も成果を出せる案件を戦略的に選べるようになります。そのために、SNSでの発信やコミュニティ活動を通じて、私たちの価値を届け続けていきたいと考えています。

選んだ道は、すべて正解。難しく考えず、目の前のゲームに熱中しよう
──若者へのメッセージをお願いします。
もし今、将来について悩んでいる方がいるなら、「自分が選んだ道は、選んだ瞬間にすべて正解になる」ということを伝えたいです。大人の意見や世間の常識に惑わされる必要はありません。過去を振り返って後悔するのではなく、目の前のことに夢中になっていれば、道は自然と拓けていきます。
「やりたいことが見つからない」という人も、難しく考えすぎているだけかもしれません。壮大な目標を掲げる必要はなく、例えば「仲の良い友達がやっているから、一緒にやってみる」くらいの軽い気持ちで一歩を踏み出してみるのも良いと思います。
私自身、キャリアの選択は常に「選択肢が増える方を選ぶ」という基準でした。目の前の課題をゲームのように楽しみながらクリアしていく。その連続が今につながっています。皆さんもぜひ、失敗を恐れずに、目の前の「ゲーム」を全力で楽しんでみてください。その先に、きっと面白い未来が待っているはずです。

