現実から逃避したゲームの世界。「人生が終わる」と焦った高校時代
──逆境経験について教えてください。
僕の人生の転機であり、最大の逆境は高校3年生の時でした。当時は完全なオンラインゲーム廃人で、学校も休みがち。僕にとっての「リアル」は現実世界ではなく、ゲームの中にありました。顔も声も知らないゲーム内の彼女がいるほど、その世界にのめり込んでいたんです。親からは泣きながらティッシュを投げつけられ、家のWi-Fiを止められても、親のいない隙を見てこっそり接続し、夜通しプレイするような毎日でした。
そんな生活が一変したのは、高校3年生の夏休み明けのことです。久しぶりに学校へ行くと、周りの友人たちは皆、必死に受験勉強に励んでいました。未来に向かって進んでいる彼らの姿を目の当たりにした瞬間、「自分だけが止まっている。このままでは人生が終わる」と強烈な焦りに襲われたんです。それは、ゲームの世界という心地よい空間から、厳しい現実へと引き戻された瞬間でした。その日から、僕はゲームをきっぱりとやめ、未来を取り戻すための勉強を始めました。
「焦り」が原動力に。未来のために、今を全力で生きる大切さ
──逆境から得た教訓や学びについてお聞かせください。
あの時の強烈な「焦り」が、僕の原動力になりました。周りから大きく遅れているという現実が、自分を奮い立たせたんです。塾に通おうにも、学力が低すぎて一番下のクラスにすら入れないという屈辱も味わいました。しかし、そのおかげで「時間を無駄にはできない」という意識が強く芽生えたのだと思います。
この経験から学んだのは、「未来のために、今を全力で生きることの重要性」です。大学時代にアフィリエイトやオンラインサロンを始めたのも、「夜の飲み会」という今を楽しみたい一心で、日中の時間を最大限活用する方法を考え抜いた結果でした。そして、その後のキャリアでも、常に「今、何をすべきか」を考え、全力で取り組む姿勢を大切にしています。一度、時間を無駄にして未来を失いかけたからこそ、今の時間を誰よりも大切にできる。あの逆境が、僕の価値観の根幹を形作ってくれたと感じています。

ナレッジこそが競争力の源泉。「LINEといえばエルマーケ」を目指して
──会社の強みや魅力について、教えてください。
私たちの強みは、LINE公式アカウントの運用支援という領域に「特化」していることです。創業以来、お客様の課題やそれに対する打ち手、そして得られた成果といったナレッジを「社内ウィキペディア」という形で500件以上蓄積してきました。これにより、どんな業種のクライアントに対しても、データに基づいた再現性の高いご提案が可能です。
特に、LINE運用とLP(ランディングページ)の最適化を掛け合わせたサービスは、多くのお客様から評価いただいています。単なる運用代行ではなく、最終的な成果にコミットし、お客様の事業成長を最大化させることが私たちの使命です。大学の願書獲得支援から、月数百万単位の広告を運用する企業まで、幅広いお客様のパートナーとして伴走しています。今後もこの専門性を磨き続け、「LINEマーケティングといえばエルマーケ」と最初に名前が挙がるような、業界のリーディングカンパニーを目指していきます。
挑戦を恐れるな。失敗すら、君の価値になる
──若者へのメッセージをお願いします。
まず伝えたいのは、「20代は寝ずに働くくらいの気持ちで、仕事に全力で取り組んでほしい」ということです。20代で得た経験や築いた立場は、30代になってからでは決して取り戻せません。若いうちの努力は、間違いなく未来の自分を助けてくれます。
そして、起業を考えている人には「今すぐ全力で挑戦すべき」と言いたいです。もし失敗したとしても、その「全力で挑戦した経験」は、あなたを欲しがる企業が必ず現れるほどの価値になります。つまり、本当の意味でのリスクなんてないんです。ただし、一つだけ守ってほしいのは「不義理をしないこと」。ビジネスの世界は狭く、信頼がすべてです。成功している人は皆、人として信頼できる素晴らしい方ばかりです。誠実さを忘れずに挑戦を続ければ、必ず道は拓けます。皆さんの挑戦を心から応援しています。


