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【株式会社ADV 大村 和貴】逆境で培われた「あきらめない」を軸に、“志”を具現化する会社へ。

2024/09/30

Profile

大村 和貴

株式会社ADV 代表取締役

自らの経験に基づいて育まれた“志”を言語化し、「楽しいを、ありのままに」というミションや「先を見据え、称え合う企業へ。」といったビジョンに落とし込んだ株式会社ADVを、今年創業した大村和貴氏。理想の実現に向けて邁進されている最中です。


今回はそんな大村氏に逆境体験や、そこから学んだ教訓などを伺いつつ、同社が掲げるミッションなどについて詳しくインタビューしました。

任せることから、当事者に。事務業務の重要性を実感。

──起業のときに感じた逆境経験を教えてください。

私は元々前職では取締役を数年間しておりました。その後、再度0から起業のときでいうと、自分であらゆる業務をやらないといけなくなったことは大変でした。
組織の中にいると「経理や労務、法務」といった業務を専門に扱う部署に任せることができていましたが、起業後は全部自分で進める必要があります。全くやったことのない領域という訳でもないのですが、例えば請求書に関わる事務作業などを思い出しながら処理していると、「こんなに時間が必要な仕事だったっけ?」と感じましたね。

あとは、予定より早く新規クライアント様と取引が成立していたので、法人口座がまだ間に合っていないなどのちょっとした苦労話です。「信用を得たい」とメガバンクで法人口座を開設したのですが、審査基準が厳しくなっていた関係で遅くなり、以前からお付き合いのあった経営者の方の助力のおかげで何とか間に合いました。ちなみに、起業後は100%新規で営業をしているのですが、私にとって得意な任務で最前線に出られるのは、楽しくてしょうがないです(笑)。「プレイヤーが好き」ということを、あらためて自覚しました。

──これまでの人生を振り返って感じた逆境経験を教えてください。

人生を振り返っての逆境は2度ほどありましたが、1つは体育科に進学した学生時代です。まず通学が大変で、片道1時間半をかけて自転車通学という毎日でした。さらに、授業は体育のカリキュラムが多いのですが、その授業が「ラグビー」であれば、現役のラグビー部と、「陸上」は陸上部と同じ練習をするというハードな内容です。そこから放課後は、さらに部活に向かう生活で、心身ともに鍛えられる青春時代を過ごしました。

もう1つは、小学校1年生のときにフィリピンから日本に来たときです。語学の面で非常に苦労しましたし、疎外されて思い出したくないような経験もあります。余談ですが、フィリピンにいたときは、毎日がパーティーのような日々でした。日本文化との違いがとても印象に残っていて、例にあげると、お葬式のときこちらは「喪服でしめやかに」行われますが、フィリピンは「故人を天国に、陽気に送り出す」というポップなイメージです。

PDCAサイクルなど、社会人の初歩が身についた思春期。

──逆境から学んだことや、教訓についてお聞かせください。

これまで人に任せきりだった、事務作業などをしながら思ったことは「何事も、自分でやらなければ成長しない」という気づきです。手続きなどを自分でやると早々に思い出したり覚えたりできますし、「経理や労務、法務」といった役割もハッキリと肌で感じられます。その経験を礎にして、今後社員を増やしていく上で「0から手取り足取りレクチャーする」のではなくて、自分で考えて動いてもらう育成方針を採用することにしました。もちろん、わからないことは丁寧に教えますが、「まずはトライする」ことを重視し、失敗の中から学んで欲しいと考えています。これは私としても初のマネジメント手法ですが、自信をもっています。

学生時代の逆境では、「遅刻は絶対にしない」「目上の人に対して、敬意を表した言葉遣い」「組織論の基礎」といった社会人の初歩を、身をもって学べました。また、私が大切にしている基軸の1つである「あきらめない」というメンタリティは、このときに育まれました。あとは、ビジネスに不可欠な「PDCA」も、スポーツを極めていく経験を通じて、会得できたと思います。私の場合は「まずアクション」というスタンスなので順番は違いますが、基本的なサイクルを10代のうちに理解することができました。

信念を言語化し、ミッションやバリューへと昇華。

──会社の特徴などを、教えてください。

当社では、私の信念を具現化したミッションやビジョンを打ち立てているのが特徴です。まず、私の行動指針である「楽しいを、ありのままに」をミッションに掲げています。これは、私自身が周りに「演出した自分」を見せるのが好きではないという、マインドから生まれたものです。転じて営業戦略としても「モノで売るのではなく、ありのままの“人間性”で訴求する」ことを目指しています。

ビジョンは「先を見据え、称え合う企業へ。」です。これは私が普段から、誰かに何かを伝えるときなどに、自分の気持ちを先に出すのではなく「相手が求めることを先にイメージしてから、話す」ことを言語化しました。具体例をあげると、スマホを営業する際に、相手は「方向オンチで困っています」という課題や悩み事を引き出してから、「このスマホを所有すれば、行き先を入れるだけで簡単に目的地に辿り着けます」と、先を見据えた上で提案するというイメージです。

バリューは3つで、まず1つ目の「Aspire」は高い目的を達成するために、「PDCA」のDoに焦点をあて、「とにかく挑戦し、失敗しながら成長する」という意味があります。次の「Decisive」は個人的に1番好きな概念で、確固たる自分を持ち「あきらめない」という信念を文字にしました。最後の「Victory」は信頼を勝ち取るという意味で、「誰かのせいにすることなく誠実さを持ち、仲間に頼り、自分も頼られる存在になろう」という信念を込めました。

爆速で成長したいなら、ぜひ当社へ!

──若者へのメッセージと、貴社に興味をもつ方へ伝えたいことをお願いします。

私自身、がむしゃらに走り続けて、ここまできました。なので「あきらめない」ことの重要さを伝えたいです。やりたいことがあれば失敗してもいいので、チャレンジしてください。また、私たちに興味をもってくださる方がおられたら、まずお伝えしたいのは「スキルなどは一切不要」ということです。求める人物像としては「フレッシュさ」と「論理的思考ができる」を兼ね備えたタイプになります。あとは意欲さえあれば、営業力を柱に「ビジネスパーソンとして爆速の成長」をお約束します。

さらに「実現したい夢がある」なら、叶えられるフィールドです。また、完全実力主義を徹底し、「全社員年収1000万円プレイヤー」を目指しています。あと、もう1点だけお伝えさせてください。当社はベンチャーマインドの社風ですが、一方で福利厚生にも力を入れており、会社負担による「退職金制度」を導入しています。もし「働きたい!」と思っていただけたなら、ぜひ門を叩いてください。

株式会社ADV

設立 2024年2月1日
資本金 3,000,000円
売上高 非公開
従業員数 非公開
事業内容 アプリマーケティング支援
広告運用支援
SNSアカウント運用支援
URL https://aspire-digital-vision.co.jp/ https://x.com/omura_adv
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