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【株式会社Cominka 白木 駿】デジタルにこそ、心がいる。成果にこだわり、縁を発明するCominkaの挑戦。

2023/08/18

Profile

白木 駿

株式会社Cominka 代表取締役

新卒で大手人材会社に入社。関西地区でトップクラスの営業成績を収め、入社2年目には部下を率いる立場を経験。その後、Webマーケティング領域の可能性に惹かれ、SEOを中心としたデジタルマーケティング企業へ転職。関西支社の立ち上げやマネジメントを経験し、2020年に株式会社Cominkaを設立。
現在はSEOコンサルティング、Web制作、広告運用、自社開発SEOツール「yoriaiSEO」などを展開。2025年にはMVVを策定し、Missionに「縁を発明する」、Visionに「大阪で一番、結果にこだわるデジタルマーケティングパートナーへ。」を掲げている。
デジタルマーケティングという見えにくく、不透明になりがちな領域において、結果への執着と、お客様一社一社に寄り添う“おもてなし”の姿勢を両立させるCominka。その現在地と、白木氏が考えるこれからの組織づくりについて伺いました。

「居心地の良さ」を追求する、社名に込められた想いとは

――SEOなどデジタルマーケティングを手掛けておられますが、事業の強みなどについて教えて下さい。

Cominkaの強みは、SEOを単なる「検索順位を上げる施策」として捉えていないところです。

もちろん検索順位やアクセス数は大事です。ただ、最終的にお客様が求めているのは、問い合わせが増えること、売上につながること、事業が前に進むことです。だから私たちは、テクニカルSEO、コンテンツ、UI/UX、導線改善、Web制作、広告運用、AI活用まで含めて、ゴール達成に必要な打ち手を一気通貫で考えます。

SEO会社というより、「Web集客の成果に責任を持つパートナー」でありたいと思っています。

もうひとつ大きいのは、現場の技術力です。弊社にはSEOを深く理解しているディレクターやエンジニアがいて、表面的な提案ではなく、サイト構造やHTML、内部リンク、表示速度、コンテンツ品質など、かなり細かいところまで踏み込めます。

一方で、どれだけ技術力があっても、それがお客様に伝わらなければ意味がありません。専門的なことを、専門的なまま投げない。お客様が判断できる言葉に翻訳する。そこに私自身の営業やコミュニケーションの経験が活きていると思います。

Cominkaは、技術と人間味の両方を大事にしている会社です。

――競合他社との違いはどこでしょうか?

競合他社との違いは、「成果に必要なことを、領域に閉じずにやり切ること」だと思っています。

SEO会社であれば、一般的には検索順位を上げるための分析や改善提案が中心になります。もちろん、それ自体は非常に重要です。ただ、お客様からすると、本当に欲しいのは順位そのものではありません。

問い合わせが増えること。
 売上につながること。
 自社の商品やサービスが、必要としている人に届くこと。

そこまで含めて成果だと考えています。

だからCominkaでは、SEOの提案だけで終わらせません。サイトの導線に課題があればUI/UXも見ますし、コンテンツが足りなければ企画から考えます。技術的な問題があれば、HTMLや構造面まで踏み込みます。必要であればWeb制作や広告運用、AI活用、自社ツールのyoriaiSEOも組み合わせます。

つまり、「これはSEO会社の範囲外です」と簡単に線を引かないということです。

もちろん、何でも屋になりたいわけではありません。あくまで、お客様のWeb集客やデジタルマーケティングの成果につながる範囲で、必要なことをやり切る。その姿勢がCominkaらしさだと思います。

もうひとつ大事にしているのは、実行できる形まで落とし込むことです。

良い戦略や分析があっても、お客様の社内で動かせなければ意味がありません。特に中小企業の場合、専任のWeb担当者がいないことも多いです。だからこそ、専門的なことを分かりやすく伝え、優先順位を整理し、実際に前に進められる形にする必要があります。

「正しいことを言う」だけではなく、
 「成果が出るところまで一緒に進める」。

そこが、Cominkaの一番の違いだと思っています。

 

――「Cominka(古民家)」に込められた、「居心地の良さ」について詳しく知りたいです。

「Cominka」という名前には、古民家のような温かさや、ふらっと立ち寄れる安心感を込めています。

ただ、私たちが言う「居心地の良さ」は、ゆるいとか、楽をするとか、そういう意味ではありません。むしろ逆です。

本当に居心地が良い場所って、ただ甘い場所ではないと思っています。自分の個性を出せる。挑戦できる。失敗しても向き合ってもらえる。だけど、成果に対してはちゃんと厳しい。そういう場所です。

CominkaのVisionは「大阪で一番、結果にこだわるデジタルマーケティングパートナーへ。」です。ここには、結果への強いこだわりがあります。

でも同時に、数字だけを追う会社にもなりたくない。

Web業界は、理屈的で、無機質で、不透明になりやすい業界です。だからこそ、今、デジタルにこそ心がいると思っています。知識や技術だけではなく、心づかい、伝え方、誠実さ、相手を思う姿勢が必要です。

古民家に来た人に「まあ、お茶でもどうぞ」と自然に声をかけるように、お客様が困った時に安心して頼れる存在でありたい。

それが、Cominkaが目指す「居心地の良さ」です。

失敗から得た教訓で、現在の徹底した「顧客主義」に

――失敗経験とそこから学んだことについて教えて下さい。

新卒で入った会社で、売上を追いかけることに強く染まりすぎてしまった時期がありました。

当時はとにかく数字を出すことが正義だと思っていました。もちろん営業として数字を追うことは大事です。今でも、成果にこだわる姿勢は絶対に必要だと思っています。

ただ、当時の自分は少しズレていました。

お客様のためではなく、自分やチームの売上のために動いていた部分があった。短期的な成果ばかりを見て、本当に相手のためになっているのかを深く考えられていなかった。

その時の経験は、今でも自分の中に強く残っています。

事業をやっていると、売上は絶対に必要です。会社を守るためにも、社員を守るためにも、利益を出すことから逃げてはいけない。でも、その売上が誰かの不満や不信の上に成り立っているなら、それは長続きしません。

お客様にとって本当に価値があるのか。期待を超えられているのか。約束したことをやり切れているのか。

今のCominkaで「結果にこだわる」と言っているのは、単に自社の売上を伸ばすという意味ではありません。お客様の成果に対して責任を持つということです。

あの失敗があったからこそ、今の顧客主義があります。

――今だから言える「逆境体験」はありますか?

創業してから一番大きかった逆境は、「自分たちは何者なのか」を言語化できていなかったことだと思います。

事業としては、SEOコンサルティング、Web制作、広告運用、SaaSなど、ありがたいことに少しずつ広がっていきました。ただ、広がれば広がるほど、逆に「Cominkaは何の会社なのか」「何を大事にしている会社なのか」を、社内外に一言で伝える難しさを感じるようになりました。

SEOの会社です。
 Webマーケティングの会社です。
 ツールを開発している会社です。

もちろん、どれも間違いではありません。

でも、それだけでは自分たちらしさを表現しきれない感覚がありました。

特に、組織が少しずつ大きくなる中で、私の頭の中にある価値観だけで会社を動かすことに限界を感じ始めました。お客様にどう向き合うのか。どんな仕事を良しとするのか。どんな人と働きたいのか。何のためにこの事業をやっているのか。

そこが言語化されていないと、判断基準がぶれてしまう。

正直、MVVをつくる前は、私自身も少し迷いがありました。AIも出てきて、SEOの在り方も変わっていく。Webマーケティングの手法もどんどん変わる。だから、あまり事業内容に寄せすぎた言葉を掲げるのは違うと思っていました。

でも、時間をかけて考える中で気づいたのは、Cominkaが本当にやっていることは、SEOでも制作でもツールでもなく、「縁をつくること」だということです。

お客様の商品やサービスと、それを必要としている人をつなぐ。
 お客様とCominkaの信頼関係をつくる。
 一緒に働く仲間との縁を育てる。
 まだ出会えていない可能性と可能性を結びつける。

デジタルマーケティングは、単なる集客手法ではなく、本来は“出会いを設計する仕事”だと思っています。

そこから生まれたのが、Missionの「縁を発明する」です。

この言葉ができたことで、かなり自分たちの軸が定まりました。SEOの形が変わっても、AIが進化しても、事業が変化しても、Cominkaが大事にするものは変わらない。

目の前のお客様にとって、本当に必要な縁をつくる。
 そのために、技術も知恵も心も使い切る。

逆境というと、売上が厳しかった時期や採用の難しさなどもありますが、今振り返ると、一番大きかったのは「自分たちの存在意義を見つけるまでの葛藤」だったと思います。

その葛藤があったからこそ、今のCominkaのMissionにたどり着けました。

――「顧客主義」を標榜されていますが、業界全体を見渡して課題に感じることはどんなところでしょうか?

Webマーケティング業界の一番の課題は、やはり分かりにくさだと思います。

SEOも広告もAI活用も、専門性が高い領域です。お客様からすると、何が正しいのか判断しづらい。だからこそ、提供する側の誠実さがものすごく問われます。

たとえば、検索順位が上がったとしても、問い合わせが増えていなければ意味が薄いケースもあります。逆に、短期的に順位が動かなくても、将来の成果につながる重要な施策もあります。

それをきちんと説明せず、「やっています」「改善しています」だけで進めてしまうと、お客様は不安になります。

私たちは、成果にこだわる会社でありたいと思っています。ただし、成果とは短期的な数字だけではありません。お客様が納得して前に進めること、意思決定できること、社内で説明できることも含めて成果です。

だからCominkaでは、伝え方も大事にしています。

Valueにも「伝える内容以上に、伝え方」「心づかいを、心得る」「時間は信頼の出発点」と掲げています。これは綺麗事ではなく、仕事の品質そのものです。

どれだけ良い分析をしても、伝え方が悪ければ価値は半減します。どれだけ良い施策でも、対応が遅ければ信頼は崩れます。

デジタルマーケティングの本質は、もっと人間的なものだと思っています。

時代に即応したテクノロジーで、中小企業に対して寄り添うビジネスを

――今後のビジョンについて教えて下さい。

今後のVisionは明確で、「大阪で一番、結果にこだわるデジタルマーケティングパートナーへ。」です。

これは、単に大阪で売上規模が一番になりたいという意味ではありません。もちろん、会社として成長する以上、売上や利益、顧客数といった数字にも本気でこだわります。

ただ、それ以上に大事なのは、お客様から「成果を出したいならCominkaに相談したい」と思っていただける存在になることです。

デジタルマーケティングの業界は、どうしても不透明になりやすい業界です。SEOも広告もWeb制作も、専門性が高く、お客様からすると分かりにくい部分が多い。だからこそ、提供する側がどこまで誠実に向き合うか、どこまで結果に責任を持つかが問われます。

私たちは、「いい提案をしました」で終わる会社にはなりたくありません。
 「分析しました」「レポートを出しました」「施策を提案しました」だけでも足りない。

最終的に、お客様の問い合わせが増えたのか。売上につながったのか。事業が前に進んだのか。そこまで見にいく会社でありたいと思っています。

そのためには、SEOだけをやっていればいいわけではありません。

検索順位を上げるだけでなく、サイトの導線を改善する。コンテンツの質を上げる。必要であれば広告も使う。AIも活用する。ツールも提供する。お客様の社内体制やリテラシーに合わせて、実行できる形まで落とし込む。

つまり、成果に必要なことを、領域に閉じずにやり切るということです。

一方で、結果にこだわるからこそ、Cominkaらしい温かさも大事にしたいと思っています。

数字だけを追う会社にはなりたくありません。お客様が不安な時に、安心して相談できる。専門的なことを分かりやすく伝える。レスポンスや約束を大事にする。相手の立場に立って、心づかいを持って接する。

デジタルの世界だからこそ、人間味が必要だと思っています。

今後は、SEOコンサルティングをさらに強化しながら、自社ツールのyoriaiSEO、AI活用支援、Web制作、広告運用なども含めて、中小企業のデジタルマーケティングをもっと分かりやすく、もっと成果につながるものにしていきたいです。

大阪には、良い商品やサービスを持っているのに、Web上でうまく伝えきれていない企業がまだまだたくさんあります。そういった企業の魅力を、必要としている人に届ける。

その結果として、「大阪でWeb集客に困ったらCominka」と言われる会社にしたいです。

結果にこだわる。
 でも、心をなくさない。
 技術とおもてなしの両方で選ばれる。

それが、Cominkaが目指すVisionです。

――先日、新プロダクトをリリースされたと伺いました。

現在は、自社開発のSEOツール「yoriaiSEO」に力を入れています。

もともとWebマーケティングやSEOは、専門家に依頼しないと進めにくい領域でした。特に中小企業では、専任のマーケティング担当者がいないことも多く、何から始めればいいか分からないという悩みが非常に多いです。

そこで、SEOの実務をもっとシンプルに、もっと分かりやすく進められるようにしたいと考えて開発しているのがyoriaiSEOです。

AIライティング、キーワード調査、順位計測、サイト診断など、SEOに必要な実務をひとつのツールで進められるようにしています。

ただ、私たちはツールを売りたいだけではありません。

AIやSaaSは便利ですが、導入しただけで成果が出るわけではありません。大事なのは、お客様が実際に使えて、施策が進み、成果につながることです。

だからこそ、ツールにも“おもてなし”が必要だと思っています。

使いやすいUI、分かりやすいレポート、次に何をすべきかが見える設計。そして、必要に応じて人が伴走するサポート。

テクノロジーで効率化するところは徹底的に効率化する。でも、人が寄り添うべきところは、人がしっかり寄り添う。

それがCominkaらしいプロダクトのあり方です。

今後、AIによってSEOの世界はさらに変わっていきます。検索エンジンだけではなく、AIにどう引用されるか、どう選ばれるかという観点も重要になります。

その変化に対して、中小企業が置いていかれないようにしたい。

難しいことを難しいままにせず、現場で使える形にして届ける。それがyoriaiSEOの役割だと思っています。

人間力を磨き、大切な人を守り抜く「絆」に重きを置こう

――最後に、若者に向けてメッセージをお願いします。

若い人に伝えたいのは、「結果にこだわる経験を早く積んだ方がいい」ということです。

今の時代、働き方も多様ですし、無理をしすぎる必要はありません。私自身も、家族や大切な人を犠牲にしてまで働くことが正しいとはまったく思っていません。

ただ一方で、若いうちに本気で結果を追う経験は、絶対にした方がいい。

数字に向き合う。できない自分に向き合う。悔しい思いをする。工夫する。行動量を増やす。誰かに負けたくないと思う。そういう経験は、人を強くします。

最近は「無理しなくていい」「自分らしく働こう」という言葉も多いですが、それ自体は悪くありません。ただ、“自分らしさ”を言い訳にして、挑戦から逃げるのは違うと思っています。

CominkaのValueにも「やったことないことしか、やらない」とあります。

やったことがないことに挑戦するから、成長します。できないことに向き合うから、力がつきます。

そして、どれだけAIが進化しても、最後に差が出るのは人間力だと思っています。

相手の立場で考えられるか。約束を守れるか。時間を守れるか。伝え方に気を配れるか。仲間のために踏ん張れるか。お客様の成果に本気になれるか。

こういうものは、AIでは代替できません。

もちろん、家族や友人、恋人など、自分にとって大切な人を大事にすることも忘れてはいけないと思います。仕事で成果を出すことと、大切な人を大切にすることは、どちらかを犠牲にする話ではありません。

むしろ、本当に強い人は、どちらも大事にできる人だと思っています。

仕事も、仲間も、お客様も、家族も。
 すべての縁を大事にしながら、自分の力で新しい縁を生み出していく。

そういう人と一緒に働きたいですし、そういう人が増えれば、世の中はもっと良くなると思っています。

株式会社Cominka

設立 2020年4月3日
資本金 5,000,000円
売上高 非公開
従業員数 10名
事業内容 WEBマーケティング / SEO対策/WEB広告 / レポーティングサービス
URL https://cominka.co.jp/ http://service.cominka.co.jp/
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