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【株式会社エッジコネクション 大村 康雄】18年の業歴で培ったノウハウでお客様の事業課題解決に導く

2023/02/24

Profile

大村 康雄

株式会社エッジコネクション 代表取締役

慶應義塾大学経済学部経済学科卒業。在学中に有限会社ネクストサービスサプライヤーを創業する。新卒生としてシティバンク銀行に入社後、独立し2007年当社を設立し、代表取締役に就任。

事業内容は営業関連の総合サポート業務である。
マーケティングのコンサルティング、営業の代行、営業の研修など各種ソリューション提携業務、有料人材紹介業務を行っている。

18年の業歴が生み出す他社との差別化や強みを生かした事業内容、今後の展望についても伺った。若者へ分かりやすいメッセージも送ってくれた。


18年の業歴で培った幅広いサービスを提供

—— 御社の事業内容について教えて下さい

 一言でいうと、営業のコンサルティング、営業マーケティングのコンサルティング、営業の代行、営業の研修をやっています。あとは人材紹介の免許を持っているので、今後少しずつ手掛けていこうと考えている段階です。 

——他の企業さんと比較したときの御社の強み、差別化ポイントはどんなところですか?

4月から18期目に入るので、営業支援の業界の中で言うと業歴が長いことです。さまざまな営業の困りごとを見て来ましたので、お客さんに提供できるノウハウが多くあります。また、社内としても社員の育成ノウハウも持ち合わせていますので、質が高いサービスを提供しやすいことです。18年間積み上げてきたことにより、営業支援関連だったら、ほぼすべてのサービスを持っています。対応力の深さと幅広さが強みであり、ほかの会社との差別化ポイントになると思います。

——新規のお客様と出会うのはどういうところが多いのでしょうか?

1つ目は問い合わせです。毎月100件弱ぐらいの問い合わせが入るので、そこから成約につながっています。2つ目は営業が自分でテレアポしてとってきます。

——商談をして、発注を頂けたら契約になるかと思います。その後は別の部署が対応するのでしょうか?

営業の新規開拓をした人間が、そのままコンサルタントとして担当になります。営業の人が優秀で、その人のレベル感を前提に発注したら、ぜんぜん話が通じない人が出てきたという話は、実はこの業界では少なくありません。責任を取らなくていいので、「御社だったら絶対売り上がげ2倍になります。」などオーバートークで受注するといったこともあります。弊社ではそういったことが無いように、基本的に自分でとって自分でやるスタイルをとっています。

——自分で責任を取る上で、知識を取り入れる必要があると思います

そうですね、よく社員に話すことは、自分自身が商品だから「私にお任せください」と伝えて発注が取れないのは任せたくないような立ち振る舞いをしてるんだよ、と。なので、成長というキーワードを如実に感じる職場かもしれません。商品のパッケージがあるので、それに基づいて営業しますが、自分が担当になると伝えたときに、最終的にはどれだけ「あなただから」と言ってもらえるかが大事です。成長というキーワードを人生のテーマにしてるような人にとって、弊社は合うのではないでしょうか。

営業のクオリティが高くなければやっていけないので、営業の研修をしっかり行い、それで引き上げています。ベースがないと厳しい部分もありますが、人と話すのが嫌いというレベルじゃなければ何とかなります。

オンとオフのメリハリがある社風

—— 社風や文化、雰囲気で特徴的なところはありますか?

社員へのインタビューによると、メリハリがあると言われています。仕事中は私語は一切なく、仕事が終わると割とアットホームな感じで会話しています。 オンとオフの切り替えがとてもはっきりしてるとよく聞きます。

また、素直じゃないとやっていけない。メーカーさんだと製品が良くない、競争力がよくないみたいなのが言い訳になりますが、一人一人の社員が商品なので、数字が伸びない原因はその人の喋り方が高圧的だからと言うこともあります。その場合は、自己変革していくしかないので、それに対して相手が悪いとか、自分の悪いところはないと言ってると、いつまでも成長しないでしょう。

——社内イベントや飲み会などはあるのでしょうか?

公式のものは3か月に1回くらいで行っています。4半期が終わったときに行うものや、忘年会などです。ただ、社員同士が終業後に行く飲み会は、結構頻繁に行われていると聞いています。オフタイムで役員と社員が飲みに行くということはあまりないので、逆にオンタイムで月に1回面談する中で話す機会をつくるようにしています。飲み会の席ではなく、基本的には昼間でコミュニケーションをとれるかというのがベースだと考えています。

 

新たな事業の展開を目指して

—— 今後のビジョンについて教えて下さい。

営業支援という業界にいますが、事業支援まで領域を広げていきたいと思っています。人材紹介の免許を持ってるので、人の支援もそうですし、私が元銀行員だったこともあり、財務的な支援もできると考えています。営業と人事、財務は全て事業課題ですよね。より具体的に、助けになるソリューションを創っていき、事業課題の解決会社までランクアップしていきたい。

人が足りなければ、採用の方法を伝えるだけではなく、実際に採用するまでお手伝いする。実行までを伴った上での事業課題を解決していきたい。自分がいろんな苦しい思いをしたので、社長さんを助けていきたいと思っています。来年の3月中を目標に実現していきたいですね。 

——課題はどんなことでしょうか?

人材ニーズがある会社をどれだけ的確に獲得できるか、マーケティングが課題ですね。紹介免許を持っていても人がいなければ紹介できませんから。応募者をどれだけスピーディーに集められるか、その辺りの仕組みづくりがまだ追いついてないのが現状なので、今年1年で完成させていきたい。再来期2025年3月までには、それなりに大きくなっていくイメージでいます。

若者に伝えたい3つのメッセージ

—— 最後に、若者に向けてメッセージをお願いします。

自分の経験上3つあります。1つ目は「ピンチはチャンス」ということです。ピンチになるってことは今までのやり方が良くなかったということです。それをダメだと凹むんじゃなくて、また新しく作り直せる、いかにチャンスと捉えられるかが大切です。自分自身も生活リズムでピンチになったことがあるのですが、それをチャンスと捉えて生活リズムをガラッと変えることができました。ピンチはチャンスという考え方は大事です。 

2つ目は「神は乗り越えられる試練しか与えない」と言われます。例えば、私がアメリカ大統領になることなんてないですよね、アメリカ人じゃないので。日本の総理大臣になることもないでしょう。

何が言いたいのかというと、自分の人生に降りかかる試練というのは、あくまで自分の人生の延長線上の振れ幅のものしか降りかからないので、身の丈に合わない試練なんてくるわけがないんです。基本的に自分の身に振りかかってくる試練は、乗り越えられるレベルのものしかこないはずです。だから、どれだけ苦しいと思っても、乗り越えられる前提のレベル感しかきてないはずだと思うことがすごく大事です。 

3つ目は、「失敗とは諦めることが失敗」です。やり続けていれば、いつかは成功する可能性があります。本当の失敗は諦めることです。 この3つは若い方が生きていくうえで知っておいて欲しいことです。

 

株式会社エッジコネクション

設立 2003年12月12日
資本金 1,240万円
売上高 非公開
従業員数 60名
事業内容 営業関連の総合サポート業務、テレマーケティング・ウェブ制作等・各種ソリューション提供業務、有料人材紹介業務
URL https://edge-connection.co.jp/ https://www.instagram.com/ https://www.facebook.com/edgeconnection
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