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【株式会社karigo 片岡 大宜】時間は有限。だからこそ、自分の一番の幸せを考え行動し続けることをやめてはいけない

2022/04/08

Profile

片岡 大宜

株式会社karigo 代表取締役

1979年、北海道室蘭市出身。2001年、北海道教育大学卒業。新卒にてサッカースクール、公営塾、ポータルサイト事業等を展開する企業に入社し、学習塾講師やスポーツインストラクター等を務め、様々な新規事業の立ち上げに従事。現在は株式会社Karigoの代表取締役を務める。

同社は起業や副業をする際にオフィスの拠点として住所や電話番号が使えるバーチャルオフィスサービスを展開している。

片岡さんが会社をやる意味、そして、生きる上で大事にされている価値観に関して伺った。

お客様の挑戦も社員の挑戦も後押ししたいという気持ちが根底にある

—— まずは御社の事業内容について教えていただけますか?

弊社は、法人や個人向けに低コストで起業を支援するバーチャルオフィスサービスを提供しており、起業や支店開設をする際の住所貸しや荷物の受け取り・転送、電話代行、インターネットFAXなどのサービスを提供しています。

例えば住所貸しでは、名刺に住所を印刷して使ったり、法人登記の際の住所として使うことができますので、ご自宅の住所を公表されたくない方や、副業でネットショップを始められる方などが利用されています。

また、自宅で荷物を受け取りたくない方をはじめ、芸能人のファンクラブや大学サークルなどの荷物受け取り場所としてもご活用いただいております。

弊社ならではの強みは、低コストながら業界内ではかなりの老舗なので、個人情報などの管理も徹底しており、安心感がある部分だと思います。

また、根底には「挑戦を後押ししたい」という想いがあるので、バーチャルオフィスを利用する方が付随して利用できるサービスの拡充も進めています。

例えば、他社さんと連携し、ネットバンキングの利用が可能な部分だったり、

最近の動きでいくと、助成金申請周りも外部と連携して、うちのサービスを利用している方が相談できる窓口を作ったりなど、お客様のニーズに応えていけるようにサービスの質の向上を進めています。

ーー社風はどのような会社なのでしょうか?

私はお客様の挑戦を後押しするだけではなく、社員の挑戦も後押ししたいと考えています。

なので、社風としてはどんどん挑戦させるし、そのためのサポートは惜しまないような文化があります。例えば、先ほど申し上げた助成金周りの提携の話も、元々社員が携わりたいというところから始まり、お客様のニーズにもマッチするということで、始まったサービスになっています。

最終的には「経営をしたい」というメンバーが多いのも特徴だと思います。

自分の幸せを理解しているからこそやりきることができる

—— 創業後や創業前に何か困難や壁にぶつかったことはありますか?

もう失敗だらけですよ。

今は社長をやっている私ですが、新卒の頃、bccで送らないといけない大量のメールをccで送ってしまったこともあります。でも、そうやって失敗しているからこそ、もう二度とやらないですし、失敗なんて確かにその時はすごく恥ずかしいし、怒られるしで大変ですが、

時間の経過とともに薄らいでいきます。

私は社長になる前に、ベンチャー企業で20年間務めさせてもらって、周りの同年代の人達よりも、かなり長く働いたり、初めてのことに挑戦させてもらったり、ベンチャーだからこそ任せてもらえることもとても多かった。

その中で、任せてもらえた仕事を一生懸命やって、少しずつ成長をしていくと、更に任せてもらえる仕事が増えて、それが自分にとってはすごく幸せなことだったので、更に任せてもらえるように頑張っていたら社長を任せてもらえるようになっていた、という感じでした。

ーー何度も失敗を繰り返すと、もうやめたいなという気持ちになったりもするのではないかと思うのですが、いかがでしたでしょうか?

辞めたいという気持ちはなかったですね。

たぶん、自分がどんな状態でいたら幸せなのかを自分で理解できていたからだと思います。

私は自分の周りの人の役に立てることや任せてもらえることに幸せを感じるので、自分がやれることを増やすために仕事に打ち込んでいました。なので、失敗も挑戦した結果なので、二度としないようにするにはどうしたらいいか、を考えていました。

 

自分の人生は自分でコントロールできる

—— 最後に読者に向けてメッセージをお願いいたします。

もし自分の幸せがわからないなら、一度自分の大事な人が幸せに思うことを聞いてやってみるといいと思います。まずはやってみて、自分がどう感じるかを試してみて、それを繰り返していくと、自ずと見つかるのではないかと思います。

また、私は人との出会いには何かしらの意味があると考えています。

どこかの本で読んだのですが、対面で人と話せる確率は1/40億で、これは自分の家のトイレに隕石が落ちる確率と同じだそうです。

だからこそ、例えば気が合う方と出会えたときはその出会いを大事に大事にするし、気が合わない方やこうはなりたくないなという方に出会えたときは、反面教師でこんな人にならないようにという思し召しだと思うようにしています。

起きる出来事は変わりませんが、それを自分がどう捉えるかでいかようにもすることができるのです。だから、ぜひ受け身にならずに自分の人生を主体的に生きてみてほしいなと思います。

 

株式会社karigo

設立 2006年8月
資本金 4,168万円
売上高 非公開
従業員数 非公開
事業内容 オフィスの拠点として住所や電話番号が使えるバーチャルオフィスサービス
URL https://karigo.net/ https://www.toones.jp/ https://karigo.co.jp/
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